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墓石はじっとみると本当に味わい深い

平成の頃から、葬送の自由がさまざまなメディアを通じて話題となり、一時的に散骨や樹木葬が話題となりました。
しかし、やはり供養されるにはやっぱり墓石がいいようで、近頃は余り話題にもなりません。
供養する側もされる側も、やはり墓石があり、供養されている人の名前が揮毫されていると、カロートに魂が納まっているような気がして、安心して供養できます。
葬送の自由の影響は、墓石の形にも現れていて、従来の六尺の棹石が置かれた和式よりも、かまぼこ型の洋式が増えています。
さらには故人が好きだったものをかたどったビール型、サッカーボール、自動車の形のモニュメントのようなものも増えてきています。
一方材質はというと、やはり歴史的に使用されてきた材質に限られていて、主に花崗岩、閃緑岩、斑レイ岩、安山岩の4種類に限られています。
このうち、安山岩以外の石は、構成成分が似ており、一般に御影石と呼ばれています。
御影石には、黒御影石と白御影石があり、黒御影石の代表的な石は福島の相馬石、白御影石では岡山の北木石が有名です。
安山岩は神奈川県の小松石が有名です。
そして、最も有名で最も高価な石が香川県庵治町でしか産出しない花崗岩の一種庵治石です。
その特徴は、斑と呼ばれる雲母がきめ細かく石の間で浮いているように見えるからだといわれています。
このほかにも、現在では大量の石が輸入されています。
特に国産にはない赤御影石と呼ばれる中国やインド原産の石も人気です。
このように石にはたくさんの種類がありますが、終の棲家として建立するからには、建立当時のままで、末長く建っていてもらいたいものです。
そこで、墓石に求められる特徴が3つあります。
一つめは硬度が高いことです。
石が硬いことは耐久性にすぐれていることを示しています。
一般に安山岩よりも花崗岩の方が硬いとされています。
2つ目が給水率が低いことです。
石は少なからず水を吸い込みますが、給水率の低いほうがコケが発生しにくく、きれいに保つことができます。
また、給水率が高いとひび割れの原因となったり、中に溶け込んでいた鉄分が滲み出して、さびが出てきます。
3つ目がキメが細かいことです。
キメが細かいと磨けば、光沢が出て、また石の斑が浮き出てきて、高級感が出るのです。
このように石を選ぶときは、なんでもブランドではなく、この3つの条件をクリアしているか、目で見て、触れて、選ぶべきです。
末永く何代にも渡って、供養していくものですから、慎重に時間をかけて、じっくりと選びましょう。
また、施工する際には、耐震補強を行い、地震対策を行いましょう。

犬や猫などのお供え用のごはんなどもあるそうです。

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