墓画像

墓前で開眼法要を行う際には

墓石を建てただけでは、ただの石です。
開眼法要によって、故人の魂を向かい入れることを行い礼拝の対象とします。
開眼法要は、銅像に魂を入れることによって仏像やご神体となり礼拝の対象にする、という儀式からの由来であると言われています。
特に時期が決まっている訳ではありませんが、一般的にはお骨を収める納骨法要と一緒に行います。
故人の眠る場所(安らぐ場所)が完成したというある意味ではお祝いの儀式です。
できれば多くの方の参列が望まれる為、比較的家族や親戚が集まることが容易である法要時やお彼岸、お盆などが望ましいでしょう。
参列する際にはカジュアルな服装は避けて黒い略装服を着用しましょう。
地域にもよりますがネクタイは白のことが一般的です。
遺族はお布施や線香、風から守る為に和紙を巻き付けた蝋燭、数珠や半紙、筆などが必要です。
その他、石材店への納骨代、香炉や燭台などの仏具用品のレンタル料金、供物代(宗教や宗派にもよりますが、山と海と里とその他のものを用意することが一般的です)や花代、法要後の会食なども必要となります。
慣れない準備が多いため戸惑うこともあるかもしれません。
大切であり厳粛な儀式である為、菩提寺があれば住職に相談することも良いでしょう。
開眼法要の方法は宗教や宗派、地域によって多少異なります。
一般的にはお墓の掃除を行うことから始まります。
完成直後に行うことが多い為お墓自体の汚れは少ないと考えられますが、厳粛な儀式の前であるということに配慮した上で、お清めの意味を込めてしっかりと掃除を行うことが大切なのではないでしょうか。
寺院墓地の場合には一度本堂に入り、読経や参列者による焼香を行います。
再び移動して供物や仏花、火をともした蝋燭(灯明)をお供えした上で、読経と焼香を再度行います。
宗教や宗派、地域によりますが、開眼法要は慶事と捉えられていることが多いです。
慶事や弔事の切り替えに応じて、のし袋の種類や服装に配慮することが望ましいでしょう。
住職以外にも石材店や管理事務所などにお礼を包む必要が生じることもあります。
一般的には初めて行うという人が多いため、進行の仕方や方法に関して不安に感じる点や疑問点などが生じることも多々あります。
気になることがある際には、菩提寺や住職に相談を行いアドバイスを頂くことが良いでしょう。
子孫を通じてずっと残っていくものであるということや、基本的には故人のことを考えて、心のこもった言動を取ることを心がけてみては如何でしょうか。

Copyright(c) 2013 お参り.com All Rights Reserved.